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zoom RSS エッチングに挑戦 実践編

<<   作成日時 : 2013/08/25 18:23   >>

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レーザーカティングの時代になぜアナログ的なエッチングなのか?
…それは既存の道具が流用出来て安上がりだから。


まず、最初に廃液の処理の道筋を立てる事!
市販のエッチングセット(高価)を購入すれば処理セットも付属しているが、自分の場合は面倒だし安心なので近所の廃液業者と相談済み。
2リットルペットボトル1本に付500〜1000円程度で引き取って貰えるそうです(契約書を交わす必要あり)
尚、廃液は有毒物に変化しているので絶対に下水に流してはいけません!

因みに我が家は孫が引切り無しに来るので、安全を考えて外で作業をし、作業後は手の届かない所に保管してます。

では、本題に入ります。

用意するもの

@作図データ
A「FYJIFILM画彩」インクジェット用紙
Bレーザープリンタ(インクジェットは不可)
C真鍮板(銅板、ステンレス板)
Dラミネーター(アイロンでも可)
E塩化第二鉄溶液(エッチング液)
F中和させる薬品(重曹又は石灰)
Gクエン酸(エジンバラ液を作る場合、なくても可)


@データですが、これは2階調で作れればなんでも可ですが、やはりIllustratorがベストでしょう。

A用紙に関しては「FYJIFILM画彩」お手軽マットタイプ(写真)がこの世界では有名、安価で水によく溶ける。
画像


BレーザープリンターはモノクロでOK、安物ほど定着が甘く有利らしい?

C出来れば0.2mm真鍮板ぐらいが良いと思うが、最寄のホームセンターに在庫がないので手軽に入手出来る0.1mm専門とする。
 強度に不安があるがジオラマに使う分には全く問題ない(100×200mmで150円程度)

D熱と圧力が必要なのでラミネーターは持って来いである。アイロンではむらが出来るので難しいらしい。

E肝心要のエッチング液、amazonで2リットル1500円程度で買える(身分証の提示も不必要)
 処理前の液体はさほど怖い薬品では無さそう、と言っても腐食液なのでそのまま下水に流すのは当然ダメ!

F処理後、腐食を停止させたり液が付いたウエス等の中和に使います。尚、湯煎のお湯に零れ落ちた酸の中和にも使います。

G塩化第二鉄溶液にある程度の割合でクエン酸水溶液を加えるとエジンバラ液と言って、綺麗に早く腐食させる事が出来るらしい。

それでは実際の作業に入ります。

版は、表版と裏版を作りますが、まず表版が完全に完成したら反転して裏版を作ります、イラレで言うと変形のリフレクトと言う機能を使ってトンボも一緒に正確に反転コピーします。
その際、液の疲労を少なくするために、不要部分はなるべく黒ベタで塗りつぶす様にする。
その時に片面のみに絵柄を入れて片側彫刻することも可能ですので、折り曲げ線として入れておくと簡単に折り曲げる事が可能です。
画像

何回かの失敗を踏まえた上で、50×100mm位がむらなくエッチングできるサイズであると判断してオイラの規格サイズとした。
このサイズは、市販板から丁度4枚切り出せるサイズなので都合が良い。

この絵柄をレーザープリンタで上記用紙に出力し、絵柄を内側にして正確に2つ折りする(窓ガラスを使い日の光で透かしながらトンボをターゲットに!)
一度しっかり折り曲げれば絵柄はそう簡単にはズレません。
でもって間にあらかじめ1000番程度の耐水ペーパーで表面の酸化部分を研磨して水洗いした真鍮板を挟みます
画像

いよいよ新兵器の出番…ラミネーターを最大温度に熱した後 念のため表2回裏返して2回計4回ほど通す(実験では1回で転写はした)
で数分水に漬けると上記用紙は簡単にとけて剥がれやすくなる、多少指で擦ってもビクともしない位に真鍮板に絵柄が転写されているので紙の繊維がなくなるまでゴシゴシと擦る。
この絵柄がマスキングとなって腐食をガードする仕組みです。

いよいよ、腐食を始めます

通常はエッチング液のみでOKらしいが、オイラは簡単で綺麗に早く反応すると評判のエジンバラ液とか言う薬品で試してみる。
配合率は、75mlの温水にクエン酸25gを溶かした溶液を、400mlの塩化第二鉄溶液に混ぜる…はたして正確に計る必要があるのかは不明?
水も水道水は塩素が含まれているので心配なのでドラッグストアで95円の精製水を購入した。
で、こんな物(ラック)を作ってみた(写真)
画像

一度に前記規格板を6枚同時に処理できる…(我ながらに使い勝手良行)
画像


40°以上のお湯で湯煎しないとなかなか進行しない(正確に測る必要は無い、熱めの風呂程度)
たまに攪拌したりしながら30〜40分位で不必要な部分が徐々に透け始めます。
進み具合を見ながらタイミングをみて少量の水に一度晒し隅々までチェックする、甘いところが有ればもう一度ラックへ戻してもう少し腐食させる。
完成していれば、晒した水の中へ重曹又は石灰をサラサラと入れる、するとジュワーと泡が発生して腐食が停止する。
この晒して中和させた極薄めの水廃液程度は下水に流しても問題ないらしい。

泡が出なくなったらよく水洗いし、転写したトナーを落とします。
(トナーはシンナーを刷毛で擦る程度で簡単に溶けます)

極簡単で解りづらい説明でしたが、ある程度理解して頂けましたか?
要領さえ掴めば簡単です、最近は殆ど失敗なく作る事が出来るようになりました。

近の作例
画像


偉そうに色々書きましたが、実際は色々なHPから得た知識です!!

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
詳細記事を有難う御座います。
ラミネーターで熱転写とはよく考えたものですね。アルプス電気の熱転写プリンタでのデカール作りを思い出しましたが・・・(笑)。もしこれをカラーレーザープリンタで印刷し、シンナーで落とさなければ「印刷済みエッチングキット」になるのでしょうかね? 色々と可能性がありそうで面白そうですが、私には作業場所や廃液処理がちょっと厄介そうです(苦笑)。
zio
2013/08/26 22:48
zioさん今晩は!
処理後のトナーは、ボロボロになってますので、印刷済みとはいかないです…たぶん!
液の色も着いちゃうだろうし、でも試してみる価値あるかも!
junichi
2013/08/27 21:27

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